2018年6月23日〜24日 久住 山行記録 2日目
2日目です。
残念ながら夕日を撮影することができなかったので、星空でも撮影しようと夜中にカメラを構えました。
天の川がちょうど久住山の向こう側に沈んでおりました。
カメラで撮るとこれだけはっきり映りますが、肉眼だとここまでははっきり見えません。もし肉眼でもこのようにハッキリと見えたらどんなにすてきなことだろうといつも思います。
天の川も撮影できたことですので、朝日を拝む為、大船に朝駆けします。※道中の様子は省略します。暗い登山道だけの絵になるので。。
大船山頂。日が出る前の山頂からの空です。やはり日の出前の空のグラデーションは美しいです。地表付近は靄がかっておりどんよりしております。
太陽が見えてきました。雲も先ほどと表情を変えております。環水平アークもうっすら確認できます。
北寄りの方角を見てみると、様々な山の稜線が重なっております。遠方にはうっすらと由布岳も確認できます。
平治岳方面を望んでみます。尾根上に窪んでいるところがあったりして面白い地形です。尚、写真では伝わりませんが、この日めちゃくちゃ風が強いです。寒い!
このままピストンで坊ガツルに下ります。
坊ガツルに到着。少し靄がかっていますが、素晴らしいお天気です。
さあテント片付けますかー
テントを乾かしている間、少しのんびりします。
最近の行動食はもっぱらカントリーマームです。1つ50kcalあって、チョコのように夏場溶けてベチョベチョになることもないし、冬場カチコチになることもありません。常に絶妙なしっとり感を保つ優れものなのであります。
では出発です。まずは白口岳を目指します。
最近お花に興味がわきつつあります。名前がわからないので勉強せな。。
法華院テント場の脇から登山道に入っていきます。
森林浴気持ちいですねー!
桙立峠に到着です。小休止を入れる場所としては最高に素敵な場所です。とにかく気持ちいいです。
ただしここから白口岳への登りは、久住界隈ではなかなかハードな登りとなりますので気合を入れていかねばなりません。
まずはこのうっそうとした登山道をガサガサ進んでいくところから始まります。見ての通り道が見えないぐらい草が生えております。非常に足元が見えずらい状況となります。
しかも、この辺はところところ地面が大きく窪んでいるところがあるので、気付かずに足が落ち込んで足首をひねってしまう可能性があります(経験談)。
次に待ち構えているのがこの滑りやすい斜面。地質的には粘土寄りの泥といった感じです。写真ではわかりづらいですが、そこそこ斜度もあるので何か手で掴むか、ストックをうまく使わないと登れません。案の定このあと転けました。
急登ですので標高はぐんぐんと稼げます。
残り3分の1ほどからだいぶ歩きやすくなってきます。相変わらず急登なので体力と水分は消耗していきます。
白口岳に到着です。今回もなかなかハードな登りでした。
山頂付近は靄がかってないので、空もすっきり見えます。大船もくっきりです。
お次は稲星山を目指します。気持ち良さそうな尾根だこと。
あともう少しで稲星!この辺めっちゃ気持ちいです。右のピークは中岳。
稲星到着。この日登った山を振り返ります。
こちらは中岳方面。こっちも気持ち良さそう。
最後は久住山を目指します!
稲星山頂付近は、砂利の多い砂場のような地面です。地面にクッション性があり、疲れた足でも下りはとても気持ちよく歩けます。
ひと下り完了。
そういえば震災の影響で通行不可担っていた南登山口からのルートが通れるようになったみたいです。まだ通ったことのないルートですので今度通ってみたいです。
あとはここを登って久住山頂です!
到着。好天ということで登山者で賑わっております。風と空が気持ちいです。初日は雨でずぶずぶでしたが、2日目で思い切り晴れてくれて嬉しかったです。
あとはサクッと下まで下りてしまおー、とカメラをしまって下りていたのですが途中面白い現象が起きたので再度カメラを取り出しました。
ハロです。避難小屋付近でなにやら空を見上げている登山者がいたのでうえを見てみるとみごとなハロが出ていました。こんなにはっきり虹色が見えるのは初めてです。
暈(かさ、halo、英語読み:ヘイロー)とは、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)という。虹のようにも見えることから白虹(はっこう、しろにじ)ともいう。
その後環水平アークも出たりして、なんとも愉快な空模様でした。自然の中で遊ぶと、こういった驚きや発見があるのでとても楽しいです。
次回は秋口あたりに坊ガツルキャンプできたらいいなと考えております。
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